楽しいはずの結婚準備がブルーに…
なぜ、「お金」のことで悩まなければいけないの?
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こんな花嫁さんが増えています。
でもこれって、あなた(たち)だけのせいなのでしょうか???
結婚する(結婚式を挙げる)花嫁さんって本当に大変ですよね。
結婚式のプロである私から見てもそう思います。
それはなぜなのか? 一緒に考えていきましょう。
まず、だいたいの皆さんは…
プロポーズされてゼクシィを買ってきて
*できたら私が在籍していた「25ansウエディング」もご覧くださいね♪
ふたりでウキウキしながら
どんな結婚式にしようか?
ゲストは誰を呼ぼうか?
なんて話し合っているときには
「予算の立て方」「見積りの見方」なんてページは
ほとんど目に止まっていないかもしれません。
そして、素敵だな〜と思う会場に予約をして
いろいろと見学したり、メニューを試食したり、
ドレスの体験会に申し込んだりしたところで
「ご予算は?」と聞かれ
ここで初めて「お金」のことを考えるのです。
そこからが大変!!!
皆さんはこの時点ではまだ
お互いにどれくらいの貯金があるのか
その中から「結婚式」にいくらくらい使う気があるのか
下手したら
お互いの収入がどれくらいなのか
さえも知らない状況なのではありませんか?
また、ぼんやりと
どんな結婚式にしたい
誰を呼びたい
と思っていてもまだ具体的にはなっていないはず。
だからふと、結婚式の総額は平均350万円 なんて記事をちらっと思い出して
結婚式場の担当者の「ご予算は?」の質問に
「300万円くらいかな?(てへへ)」と答えちゃうのだと思います。
※同じ理由で「ご招待客の人数は?」に
「えっと、60〜70名くらいかな?(平均がそうって書いてあったから。てへへ)」も危険です。
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結婚式場が提示する「見積書」と
「キャンペーン(プレゼント)」の落とし穴に注意!
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「予算は300万円くらい」という
ゼクシィでチラ見したデータをもとに「なんとな〜く」の
数字を答えたおふたりに対して
結婚式場は「見積書」なるものを出してきます。
この場合、そこには「300万円くらい」の金額が書いてあります。
*ちなみに「ご予算は?」に「500万円くらい」と答えると
「500万円くらいの見積書」がやってくることでしょう。
また、
「本日、ご成約すると◯%オフ」
「◯月までのキャンペーン価格」
「特別にドレス2着目レンタル無料!」なんて
美味しそうな文字が踊っている場合もあります。
おふたりは「コレなら出せるのかもしれないな〜」とぼんやりと思って
素敵な会場だし、スタッフもいい人だし、いまならサービスしてくれるし…と
ついうっかり「仮予約で内金を…」と書類にサインしてしまう方もいるでしょう。
その結果…
「やりたかったことが決めた会場ではできないと言われた」
「着たかったドレスが提携先でないからと着ることができなかった」
「招待したいゲストが多すぎて会場に入りきらず減らすのに苦労した」
「思っていたよりもゲストが少なくて会場が淋しかった」
「やりたいことをお願いしたら持ち込み料を請求された」
「気がついたら見積りから予算がどんどんアップしてしまった」
などなど…
契約をした後に、いろいろな問題(トラブル)が勃発。
*「仮予約で内金を…」でも立派な契約になります!
今回の花嫁さんのお悩みのように
「彼と喧嘩してしまいました」となってしまう場合も多いのです。
もちろん、トラブルの内容は「お金」に
関することだけとは限りません。
ただし圧倒的に「お金」に関するトラブルが増えているのは事実です。
★結婚式のトラブルに関する具体的な事例に関してはまたの機会に…!
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圧倒的に増えてる
「お金」のトラブルにどう対応していくか?!
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ウエディングのプロとして結婚式の流れを見ていくと
カップルが「お金」のことでこんなにも悩むようになったのは
実は最近のことなのです!!!
なぜいま、結婚するカップルが
「お金」のことで悩んでいるのでしょうか?
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結婚するカップルが「お金」のことで悩んでいる要因
・ブライダル業界がイメージ先行型結婚式をアピールし過ぎる
・結婚式の主催が「両家」から「おふたり」へと変化したから
・結婚式のシステムの変化や複雑化をカップルが理解できない
・自分たちらしい「オリジナル」結婚式を挙げたいというニーズ
・景気の悪化の影響
・おめでた婚(できちゃった婚)の影響
・離婚、晩婚化などで「結婚式」の価値が低下
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実にさまざまな要因が複雑に絡み合って
結婚式の「お金」の問題は成り立っていることは
お分かりになるでしょう。
だから「彼と喧嘩しちゃった…(しょぼん)」と落ち込んでいるのは
あなた(たち)だけが悪いのではありません!!!
結婚式のシステムやそれにまつわる「お金」に対して
正しい知識を身につければ良いのです!
次回からは正しい知識を身につけるために
「お金」についての「なぜ?」をお届けしましょう!